【関西3Dプリンター研究会第四回 レポートその1】
どうも!広報担当の上森です。
YOKOITOのfabスペース『fagora』にて定期的に行われている、
『関西3Dプリンター研究会』。
4回目となりました今回より、
飲み会テイストになりました!(笑)
前回までもたくさんのお酒やおつまみが並んでおりましたが、
プレゼンテーションや、最新機材のご紹介など、
様々な企画が行われていました。
しかし今回からは、
ただただ飲んで語り会う会!
というゆる〜いコンセプトで開催されることとなりました。
しかししかし、
参加されている皆さんは全員がものづくりに携わっていらっしゃる方々ばかり。
3Dプリンターやその他デジタルツールに精通した方から、
伝統産業の職人さん、
大阪のfabスペースの職員さんなどなど。
今回も多方面からご参加いただきなかなかカオスな会となりました。
また、毎度ご参加いただいている、
西陣織職人の中村さんや工業デザイナーの岡村さんと共に
西陣織の道具を3Dプリントする取り組みが京都新聞に取り上げられました!!
記事では3Dプリントが中心に扱われていますが…
西陣織の二次的な産業である道具屋さんはもう風前の灯火で、すでに作られなくなってきている道具もあるそうです。。
そして、おそらくこれは多くの伝統産業に共通して直面しつつあることなのではないでしょうか。
そんな中でこういった道具を3Dプリンターなどで永続的に再現可能な3Dデータとして保存しておくことは間違いなく急務です。
しかし、そういった活動は我々外部からの動きというよりは、中村さんのような内部からの動きでないとその産業全体を巻き込んでいくような流れにはなっていかないのではないかと思います。
3Dデータによる保存と、伝統産業内部からの新しい技術の取り込み。その2つの意味で今回の一歩は今後につながる大きなマイルストーンになっていくのではないかと可能性を感じております。(中島)
3Dプリンターで機織り道具 京都・西陣で「杼」製作 : 京都新聞
この会で出会った方々によるプロジェクトが動き始めるなど、
4回目を迎えていよいよ本格的に研究会らしくなってまいりました。
来週は研究会の詳しい内容をお伝えしてまいります!
お楽しみに〜